Facebook SDK: Analytics for App
Facebookが3月に行われた開発者向けイベントF8にて発表したアプリ計測ツール。
前回取り上げた、App Eventsと表裏一体。App Eventsでログをとり、Analytics for Appsでデータをビジュアライズしている。
特徴
以下、ホームページから抜粋。
- Learn how people use your product across multiple devices
- Smarter decision-making
- Gain insights about the people
- using your app
- Improve your app marketing
個人的に思うAnalytics for Appsの強みは、
- Facebook IDに紐付いていれば、クロスデバイスでコンバージョン測定可能。例えば、コマースアプリユーザーで、最終購買はパソコンのホームページで行われる場合も可能になる
- Facebook IDに紐付いていれば、アプリユーザーの特性(性別、年齢、場所等)がわかる
- Facebook IDに紐付いているユーザーに関して、細かくセグメントを切ってFacebook上に広告を出すことができる
例
前回に記述した以下のコードを入れたアプリを起動させる。
- ダミーアプリを17回起動したため、$20*17回=$340 となっている。
- iOSシュミレータで起動しているため、アクティブユーザー数は、1人。
- Facebook ログインを実装していないので、年齢・性別等は取れていない。
雑感
やはり、何をトラックしたいのかを明確にしないと宝の持ち腐れになる。また、Facebook IDと紐付いていないユーザーに対しての計測は、課題か。
次は、Google Analyticsの計測ツール、TwitterのSDKであるFabric( Twitter Developers )なんかを見ていきたいなと思う。
Fabric..ロンドンにFabricというイケイケのクラブがあるのだが、学生時代に遊びに行った時、ロンドンっ子にトイレですげーバカにさせた思い出があります。英語こえーって思いました。どうでも良いですね。