シリコンバレーのマーケター日記

東京、シンガポールを経てシリコンバレーで働く、マーケター。英語、プログラミング、データ分析は次世代マーケターの必須スキルだと信じて進む。

Facebook SDK: Analytics for App

Analytics for Apps 

Facebookが3月に行われた開発者向けイベントF8にて発表したアプリ計測ツール。

前回取り上げた、App Eventsと表裏一体。App Eventsでログをとり、Analytics for Appsでデータをビジュアライズしている。

特徴

以下、ホームページから抜粋。

  1. Learn how people use your product across multiple devices
  2. Smarter decision-making
  3. Gain insights about the people 
  4. using your app
  5. Improve your app marketing

個人的に思うAnalytics for Appsの強みは、

  • Facebook IDに紐付いていれば、クロスデバイスでコンバージョン測定可能。例えば、コマースアプリユーザーで、最終購買はパソコンのホームページで行われる場合も可能になる
  • Facebook IDに紐付いていれば、アプリユーザーの特性(性別、年齢、場所等)がわかる
  • Facebook IDに紐付いているユーザーに関して、細かくセグメントを切ってFacebook上に広告を出すことができる

前回に記述した以下のコードを入れたアプリを起動させる。

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  • ダミーアプリを17回起動したため、$20*17回=$340 となっている。
  • iOSシュミレータで起動しているため、アクティブユーザー数は、1人。
  • Facebook ログインを実装していないので、年齢・性別等は取れていない。

雑感

やはり、何をトラックしたいのかを明確にしないと宝の持ち腐れになる。また、Facebook IDと紐付いていないユーザーに対しての計測は、課題か。

次は、Google Analyticsの計測ツール、TwitterのSDKであるFabric( Twitter Developers )なんかを見ていきたいなと思う。

Fabric..ロンドンにFabricというイケイケのクラブがあるのだが、学生時代に遊びに行った時、ロンドンっ子にトイレですげーバカにさせた思い出があります。英語こえーって思いました。どうでも良いですね。