9月10月総括 シンガポール支社からみたシリコンバレー本社
だいぶ時間が空いてしまいました。9月、10月で思い出に残っていること
- シリコンバレーにあるアメリカ本社への出張
- 部下が入社3ヶ月で辞表書いてきた
- 新婚生活がはじまった
- JavaScript, Jquery, Ajaxはひとまず理解できたかな感
1. シリコンバレーにあるアメリカ本社への出張
本社へは年に1度は必ず行くようにしていて、これまでだいたい一人出張なのでアウェーで心細かった。嬉しいことに今回は、はじめて本社に自分の居場所があった感じがする出張だった。外部的要因として弊社の収益構造が、北米中心からグローバル、特にアジアに徐々にシフトしていること。内部的要因としては、徐々にグローバルGo to Market戦略に入れるようになってきて、本社に人脈ができてきたこと(特に友達と呼べる存在ができはじめている)、英語を使った対人コミュニケーションスキルが格段に伸びたこと。があるかなと。かつて東京オフィスにいたときは、アメリカ本社は天上界だと思っていたが、シンガポールオフィスからだとまた違ってみえる。
前提:あくまでビジネス部門での話
日本オフィスからみたアメリカ本社への先入観
- アメリカ本社は、常にクリアなビジョンと戦略を持っている
- アメリカ本社は、豊富なリソースがある
- アメリカ本社は、みんなくっそ優秀
- アメリカ本社は、グローバルという文脈をアメリカ/英語という文脈で読む
シンガポールから見た本社
- アメリカ本社は、というか、全社的にかなり試行錯誤
- アメリカ本社は、豊富なリソースはある反面、完全なる縦割り構造と社員数の増加により、硬直しがち
- アメリカ本社は、うん、優秀である。自分のスペシャリティを持っており、意識して磨いている。とくに、自分の考えていることを恐れずにチームに共有するところは、本当にすごい。マネージャのマネジメントの質もとても高い。意思決定に透明性があり非常に公平
- アメリカ本社は、とくにビジネス部門はコミュニケーションが重要だからか、アメリカ人が中心。そのためアメリカ=グローバルになりがち
最近自分の感じるシンガポールオフィス(Regional HQ)で働くことの醍醐味は、
- アメリカ本社では目の届かないローカルマーケットへのGoToMarket戦略を考えて実際にエグゼキューションまで見れること
- 言語と国の組み合わせが最も複雑なリージョンで、オペレーションモデル、プロセスをゼロからつくって試せる楽しさ
- 各国へ出張へ行って各マーケットの社員と一緒に働ける経験
逆に、自分が成長して行く中で感じる不満は
- プロセス、オペレーションモデルはゼロからつくれるが、プロダクトには関われない
- グローバルの意思決定には逆らえない
- 長期的には組織構造の壁は、超えられない
自分の強み、興味もわかってきた。
課題を見つけて、定性的/定量的アプローチで解決すること。そして、それを人と分かち合う。組織デザイン、オペレーションモデル構築は、本当に大事で本当に難しいなと最近自分の興味をかき立てられます。
2016年、自分の新たな動きが楽しみです。そろそろ、溜まっている学び/成長とフラストレーションを爆発させたい。
2. 部下が入社3ヶ月で辞表書いてきた
全然できないんだけど、負けん気が強くて、伸びるなとおもったのですが、3週間前に急に辞表を渡されました。
理由は、
- 求人に書いてあった職務と異なる
- 僕とスタイルが合わない
- 他に良いオファーが来た
ということだった。なんだよ、ミレニアル世代の自己顕示欲がーと思ったが、上司に、マネージャートレーニングに放り込まれて外資系リーダーシップを学びました。これが本当に良いトレーニングだった。とにかく、真のリーダーシップはスケールする。言語と地理的距離を超える。それはまた次回。
3. 新婚生活がはじまった
奥さんが、日本からシンガポールに一ヶ月だけ来ています。毎日一緒にいると辛いかなと思ったけど、一緒に料理したり、お酒飲んだり、悩みを聞いてくれたり、とても楽しい。
ただ、自分の勉強する時間もちゃんと確保していかないとな。と思ったりです。
4. JavaScript, Jquery, Ajaxはひとまず理解できたかな感
コツコツこちらの勉強も続けてました。ひとまず、ウェブは理解できたかなといった感じです。社内用のツールも80%完成しました。
アプリ、ウェブの基本的なプログラミングはわかって、仕様書、行程管理なんかはできる感じ。
ただ、これ以上は、とくにつくりたいものもないので、次の分野にすすもうと思っています。こちらもまた次回。