シリコンバレーのマーケター日記

東京、シンガポールを経てシリコンバレーで働く、マーケター。英語、プログラミング、データ分析は次世代マーケターの必須スキルだと信じて進む。

キャリアを考えた

昨日、シンガポールのMBAに合格が決まった友人のキャリア相談にのってきた。自分の中での気づきも多く、人と話をするのは大事だなと。そしてやっぱり頑張る人は好きだなと。

さて、キャリアとは掛け算だといろんな人が言っています。

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自分のケース:

グローバル×マネージメント×セールス&マーケティング×プログラミング

グローバル:外資系企業の海外オフィスで日本市場とは関係ないところで戦っている。日本人という下駄が一切使えない環境。

マネージメント:インド人とシンガポール人の部下。

セールス&マーケティング:前職でB2Cのマスマーケティング、現在の会社でセールスを経て、デジタルマーケティング部署の立ち上げ責任者。

プログラミング:webアプリ、 iOSアプリ計測ツール開発。

 

しかし、どこまで行っても中途半端感が否めない。

グローバル:結局今でも、ネイティブが幹部の殆どを占めており、英語とリーダーシップじゃ全然敵わないと思ってる。

マネージメント:結局いまの部下は、年下だし、欧米のがちネイティブではない。年上、ネイティブをしっかりマネージメントできるのか。

セールス&マーケティング:本気のセールスほど人脈はない。マスマーケティングは離れて久しい。デジタルマーケティングに関しては、絶対誰にも負けない自信はある。

プログラミング:弊社本気プログラマーには遠く及ばない。その辺の中途半端な文系のプログラマーには負けないとは思ってる。

 

転職市場での話:

日系企業からの転職オファーは、給料、ポジションともに下がるケースが殆どである。扱いづらいキャリアなんだと思う。本当に舐めたオファーが多い。

外資系からの転職オファーは、完全に日本市場と関係なく、韓国、中国、香港と様々なところからデジタルマーケティング領域のマネージメントポジションでのオファーは多い。

 

自分のキャリア観:

人生観は置いておいて、キャリア形成において、価値を築く時期と、価値を売っていく時期があると思っている。一度、自分の価値を売るフェーズに入ると、そこから価値を上げることは難しい。転職し続けてずっと、なんとかマネージャーのまま40歳過ぎちゃうパターン。サラリーマンでも20代、30代の年収500万円の差なんて生涯賃金の中では小さくて、40代超えてからの給料差は数千万円はひらく。でも、結局サラリーマンの上限なんてたかが知れていて、IPO、投資などでジャンプ過程を狙わないと富裕層にはなれない。

 

じゃーどうするのか:

準備を怠らず、チャンスを伺ってビジネスを仕留めにいきます。

 

良い人生を送るためには?