シリコンバレーのマーケター日記

東京、シンガポールを経てシリコンバレーで働く、マーケター。英語、プログラミング、データ分析は次世代マーケターの必須スキルだと信じて進む。

アメリカ生活4週間が経ちました。

アメリカに移住して4週間が経ちました。生活面で感じたこと。

1) シリコンバレーは、田舎である

Palo Alto, Mountain View, Redwood Cityあたりがダウンタウンがあり栄えているとされていますが、東京、シンガポールに住んでいた身とすると、かなり物足りない。とはいえサンフランシスコに行くにも、電車で1時間、本数も一時間に一本。

サンフランシスコで飲むときは、Uberで45分、だいたい50ドルくらいで帰宅するとこになります。

2) ソーシャルセキュリティー番号からすべては始まる

まずは、ソーシャルセキュリティー番号がないと、銀行口座を作ることはできません。オフィスにいき申し込みをすると2週間でペラペラの紙でできたカードが送られてきます。いざ、SSNを持ってチェース、シティバンクに行って口座を作ろうとしたら、今度は住所がないとダメだと断られました。仮住まいではダメだと。よって、

  1. SSHを作る
  2. 家を借りる
  3. 銀行口座を作る

というステップです。クレジットカードはアメリカでの信用(クレジットスコア)がないということで、結局ANAが在米日本人に発行しているクレジットカードに申し込みました。4週間かかるそうですが、日本人であれば誰でも作れるようです。

3) 家賃くそ高い

シンガポールでは、Bugisという中心地の1ベットルーム(1LDK)で24万円(3,000SGD)でびっくりしていたものですが、こちらは、シリコンバレーのダウンタウンに住もうとすると、家賃は35万円(3,200USD)以上はします。元々栄えた町ではなかったために、安いところ(2,500USD)くらいのところはめちゃくちゃボロい木造住宅で、あとは、不動産会社が運営しているLuxuery Apartmentというプールとジム付きのところしかありません。日本、シンガポールのように間に不動産エージェントが入るのではなく、各アパートメントが自力でマーケティングをしています。

そして、価格、プロモーションが毎日変動するので、常にサイトをチェックすることが重要です。家探しアプリは充実しています。

Trulia:部屋の間取り見れる。UI好き

Zillow : 空いている部屋の間取りが見れない

Cragelist:ラグジュアリーだけでなく、ルームシェアや個人で家貸ししている物件情報が満載

4) 税金くそ高い

シンガポールでは、所得税のみであり額面の約90%前後が手取りだったのですが、アメリカの給料明細を見たら額面の約60%が手取りでした。くそ高い家賃も考えると、シリコンバレーの給与水準が高いことは納得です。額面でみると日本の同級生の2倍近くは貰っていると思いますが、生活レベル上がった感じは一切ないです。

5) 酒が安い

ビール、バーボンが本当に安い。シンガポールのバーでビール飲もうものなら、1200円(15SGD + tax)していたものが、こちらだと4ドルくらい。スーパー行くと水より安かったりします。ビール好きとしては最高です。

6) 出張者が多く思ったほど寂しくない

アメリカオフィスに友達がまだいないので、寂しいかなと思っていたのですが、毎週誰かしら、社内社外関わらず、韓国、日本、シンガポール等から出張でやってきます。連絡をくれるのは本当にうれしいです。

7) 日本人は日本食レストランに集まる

会社に日本人がほぼいなく、食堂も日本食はないので、ちょくちょく日本食レストランに行くのですが、ウエイターは学生かアメリカの大学を卒業したての日本人が多い。お客さんも日本人が多数を占めています。これはシンガポールと同じ。

8) Uberめちゃ便利

ここまで公共機関が発達していない国に住むのは初めてで、本当にUberが使えます。もうUberあればどこに遊びに行くのも怖くない。そしてUberは運転手さんとの英会話とアメリカの実情を聞く場でもあるので、とても役に立っています。

9) 治安悪いところは本当に悪い

サンフランシスコに行くと治安悪いところは、本当に雰囲気がやばい。おしっこの匂いが立ちこめて、奇声を発する人、道で寝てる人、多数。日本に例えると、、本当に思い浮かびません。そゆときは、すぐにUberを呼んで動かないことです。

10) らーめんくそ不味い

らーめんがくそ不味いです。家で自分でインスタントラーメンに一手間加えた方がよっぽど美味しい。ロスとニューヨークはらーめんのレベル高いです。


17日から年末休暇で日本に帰ります。銭湯とらーめんとお寿司とトンカツと実家のリビングでゴロゴロするのが待ち遠しいぞ。